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白石ゆか紙版画展【一人の時間に:When you are alone】
白石ゆか×坂川栄治によるトークショーを開催しました。

今回の白石さんの展示は「紙版画」。
制作方法に興味津々、実際に版に使用する紙などをご持参いただき紹介してもらいました。
ボール紙をカッターやウエスなどを使って削ったりこすったり、
自己流で、実験をしつつ様々な技法を編み出しているそう。
絵を見てみると、たくさんの質感があるのにも納得です。
ただそんな繊細な質感を持って出来上がる作品は、プレス機の圧で版が潰れてしまうため
ほとんどは1点もの。貴重な作品、ぜひ近くでご覧になって見てください。

久しぶりの展示、トークショーになりましたがたくさんのご来場ありがとうございました。




長谷川貴子展【Go!Go!Cats!】
長谷川貴子×坂川栄治によるトークショーを開催しました。

平面のイラストも描かれていた長谷川さんが立体を始めたきっかけは、
友達にプレゼントしたところ、とても喜ばれたからだそう。
昔からアフリカのお面や、民族っぽいものが好きだったり、
百貨店のデザイン部にいた頃みたフォークアートの展示にとても興味をもったことなど、
長谷川さんの創作のルーツを垣間見れました。
駆け出しの頃の売り込みの裏話なども伺い、笑いの絶えないトークショーでした。

 
国分チエミ展【WinterLyric】
国分チエミ×坂川栄治によるトークショーを開催しました。

幼い頃は絵に興味はなく、中学時代はバトミントン部。
絵を始めたのは、高校で出会った友達についていった美術部。
とても厳しい先生でデッサンやスケッチの3年間を過ごしましたが、それがとても楽しかったそう。
大学や就職もデザイン系に進み、忙しい毎日の中で出会ったのが平野敬子さんの絵。
雷にうたれた、という国分さん。イラストレーターの道に進むきっかけでした。
さまざまな出会いを繋げ、パワフルにつきすすんでいく姿を伺うことができたトークショーでした。
今後の夢も伺ったのですが、それは会場で聞いてみてくださいね。

 
小川惠美子展【CHARMER】
小川惠美子×坂川栄治によるトークショーを開催しました。

愛知にお住まいの小川さん、トークショーのためにご家族でお越しくださいました。
時折ご家族のコメントを交えての和やかなトークショー。
絵を描くことはコリをほぐすような感じ、リラックスできるとのこと。
その時間は誰にも邪魔されたくなく、ご主人も部屋に入って欲しくないそう。
画材は油絵の具や砂、クレヨンなど。
キャンバスは石や木材など強い素材が多いのですが
それはどれだけこすっても、たたいても、へこたれない感じが好き、ということで
独特の質感は、何度も重ねたり削ったり、
小川さんの熱がぶつけられた形なのだということが感じられました。
「描くこと」に対しての熱を感じた2時間でした。

 
SWITCHのはじまり
——デザイナー坂川栄治が仕掛けたカルチャーマガジンの熱い時代
トークイベントが開催されました。

※今回は写真のみの掲示となります。ご了承ください。

 
オオノ・マユミ展【Colorful Journey】
オオノ・マユミ × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

1年を通して色鮮やかでグラフィカルな花を構成した
“flower366”を発表したオオノさん。
色の世界に興味を持ったのは両親が営んでいた印刷会社で
沢山の色見本やヤレに囲まれていたからでは、とのこと。
紙モノが好きでフライヤーなどを集めていたそうですが、
現在は何かを見本に色構成をすることはないそう。
経験から染み付いた色感覚があるようです。
興味があるものに次々飛び込むオオノさんの
今後の活躍が楽しみなトークショーになりました。

 
鈴木里江展【INSOMNIA】
鈴木里江 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

飾られた絵だけを見ていると、
男性作家が描いているのではと思われることも多い鈴木さんの絵。
絵同様に、不思議な魅力をもつ鈴木さんご本人からは、
「下絵の段階では仕上がりの想像がつかない」、
「失敗した絵はもう描かない」など、気になる発言がたくさん。
なかには「お笑いがすき」という意外な一面も。
短い時間でしたが、絵の中に漂う魅力の元を垣間みたトークショーでした。

 
坪島美里展【KIMEKOMI】
坪島美里 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

※今回は写真のみの掲示となります。ご了承ください。

 
坂川栄治の装画塾卒業生展[家:HOUSE]
イラストレーターの井筒啓之氏をお招きして、坂川栄治との対談を行いました。

イラストレーターとして第一線で活躍し続ける井筒さん。
日頃、井筒さんの装画と書店で出会われている方も多いのでは。
なんとイラストレーター歴37年。
今回は、「活躍し続けられる秘訣」を中心にお話を伺いました。

自分では「スタイル」をつくらないようにしているそうで、
例えば小説の挿絵であれば、小説の内容に合わせ、スタイルを変え、
具象にしたり、抽象にしたり、ドキュメンタリータッチにしたりなど、
ディレクションを心がけているそう。
バランスよく、自分のマーケットを考えたり、イラストレーターとしてどう生活していくか?
「頭」と「身体」をつかってお仕事されているからこそ、
37年という長い間、多くの人から求められるイラストを生み出し続けているのかもしれません。

大先輩のお話を聞き逃すまいと熱気が立ちこめる満席の会場でした。
ご来場ありがとうございました。

 
木村晴美展[GARDEN]
木村晴美× 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

※今回は写真のみの掲示となります。ご了承ください。

 
髙栁浩太郎展[47 JAPAN TOUR]
髙栁浩太郎 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。


47都道府県各都市の偉人や名物などで構成される[47 JAPAN TOUR]シリーズ。
偉人や名物などを「土台」として、自分の理想や遊び、かきたいものを盛り込んで構成しているそうです。
印刷会社の営業や、飲食業、デザインの仕事などのお仕事をしつつ、
その都度いろいろなものや人を観察して、何をどう絵にしようかと普段から考えていくことが楽しくも苦しい、
絵を描くことに対して、笑顔でそう語られていたのが印象的でした。

このシリーズをベースに、
また他のくくりで進めているものがいくつかあるそう。
人から言われたことを吸収してどんどん作品に反映していく髙栁さん。
もし在廊されていたらそのお話もぜひ聞いてみてください。

大粒の雨が降る中にも関わらず、満席のトークショーありがとうございました!

 
飯田信雄展[PARTICLE]
飯田信雄 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

七夕の金曜日のトークショー、
今回もたくさんのご来場ありがとうございました。

ピントをあわせない今回の展示作品のような写真は
震災直後から撮り始めたもので、震災後の余震がまだ残る頃、
外で写真を撮ろうと思い立ち有栖川公園で自然を撮ってみたところ、
その光の押してくる感じや幸福感をとても強く感じたそう。
震災で人工物のもろさを感じた一方、写真に映った自然の強さにとても惹かれ、
光を集める、ということをこのピントをあわせない、という方法で表現しようと思ったそうです。

みなさんそのきれいな光のかたちに興味津々だったのですが、
残念ながら、使用されている機材は秘密とのこと。
飯田さんご自身、5年ほどこの試みを続けていますが、
光の粒子のかたちや、色など、まだまだ新しい発見があるそう。

物静かな飯田さんですが、そのお話から、
芯の強さや作品づくりに熱中するパワーを感じたトークショーでした。

 
みやこしあきこ展[Secret Talk]
みやこしあきこ × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

立ち見のお客様もでるほどの熱気のトークショー、
今回は編集者さんにも多くお越し頂きました!
絵本作家として何冊も絵本を出されているみやこしさん。
その絵本の作り方にみなさん興味津々。
じっと考えるよりも、まず描きたいシーンのイメージを1枚に起こすそうです。
その絵は物語の途中であることが多いようなのですが、
そこからどんどんお話を膨らます手法をとるため、
絵を描くことよりも、終わり方や構成に時間がかかるそう。
描き上げた時のよろこびは『じわじわ』だそうです。

また、リトグラフの技法について、実際に使用した版をお持ち頂いて説明して頂いたのですが、
通常の絵の様に下絵を描いた際に着彩し、それを完成のイメージに
印刷のCMYK版のように、色の版をつくっていくそうです。
文字の版は逆になったり、重ね合わさった時の色は経験でしかわからなかったり…
みやこしさんはこの版画の作業がとても好きだそうで、
はじめた頃は理想の深い、沈んだ闇のような黒を出そうと、
モノクロの絵を好んで描いていたそうです。

その闇の、黒の表現があるからこそ、みやこしさんの絵の魅力のひとつである、
あたたかい、どこか懐かしい光の表現がうまれたのではないでしょうか。

 
増島加奈美展[Windless]
増島加奈美 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

今回のトークショーは連休明けの1週間の終わりの開催です。

最初に柄のようなお花の絵を描き始めたのは、イラストレーターとして差別化されるため、
大学時代の専攻であったテキスタイルで学んだことを思い出したからということでした。
風景画はイラストの塾でのアドバイスから、
それまでの抽象画と違い、物語性を出したいという思いがあったそうです。
坂川も驚きだったのが、増島さんの絵の描き方。
お花も風景も、何度も何度も納得がいくまで塗り重ね、
最後に白のアクリルガッシュをのせ、輪郭をはっきりさせていくそう。
その白が静かで豊穣な感じを生み出しているのかもしれません。

両親ともに銀行員のおうちに育った増島さん。コンプレックスの塊だけれど、
その中でも自分の良いところは「まじめ」なところとおっしゃっていました。
職人気質で集中しはじめると終わるまでやめない、白と黒のかちっとした世界へのあこがれをお持ちの所など、
やはり生まれ育ちの環境は表現に大きく影響するのだなあと感じるトークショーでした。

 
門川洋子展[Come Fly with Me]
門川洋子 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

今回は通常の金曜の夜開催にも戻り、満席のqueuegalleryで開催のトークショー。
とても美しい線で繊細に妖精や気球を描かれる門川さん、
意外にも、好きな作家は長谷川町子さん。そのお答えの意外さがあったのですが
実は、長谷川町子さんの絵やマンガは、おしゃれで、
ユーモアが隠されていて、その影響はとても大きいそう。
確かに気球につるされている物はタコやロブスター、カメなど……
そのユーモアは計算されており、ちょっとしたヌケを意識しているそうです。

ボールペンを使用するのは、削る、消すなどがめんどくさいから。
自分の選ぶ物にはこだわりがあるけれど、捨てる時に執着心はない。
そのはっきりとした切り替えの良さに驚きの声の連続だったのですが、
それはイラストレーターとしての考えにもつながっており、
仕事と描きたいものは別。でも描くことがとても幸せ、という
門川さんの独特の世界に引き込まれた2時間でした。

 
鈴木美貴子展[warm metal]
鈴木美貴子 × 坂川栄治によるトークショーを開催しました。

小さなお子さんも多くいらっしゃって、いつもとは違う雰囲気のqueuegallery、
初の土曜午後開催のトークショーです。
鈴木さんの絵は、大学の頃専攻していた金工の伝統的な技法を用いて作成されており、
金属を切ったり色を塗ったりする過程は音や匂いがすごく、
出来上がる可愛らしい世界観の絵のウラ側はとても泥臭いそうです。まさに職人さん。
とても細密にみえる絵ですが、金工の世界では5/100点と思っているそうで、
でもそれはコンプレックスではなく、あくまで自分の世界にあう形や、
線を追い求めていきたいということでした。
「うまい」ことが全てではないと感じさせられました。

 
開廊1周年記念展[CatsCats]
「坂川栄治壁演出の話2」を開催しました。

今回は坂川による壁演出の話をセミナー形式で開催。
坂川が重ねてきた壁演出の成功失敗をご紹介しながら、
トレンドも取り入れつつ、「自分らしい」壁を演出するために
どうするかをお伝えできれば、という思いをこめたセミナーでした。
たくさんお話した中で少しだけご紹介すると、
①普段から買い集め
②一生物に何個出会えるか
③その一生物に踏ん切りを付けられるか……

雪もちらつく寒さの中、たくさんのご来場、ありがとうございました。

 
坂川栄治ペインティング展[BLACK PORTRAIT]
イラストレーターの山田博之氏をお招きして、坂川栄治との対談を行いました。

今回は初めて聞き手の方をお迎えして、坂川にインタビュー形式で行いました。
山田さんと坂川による軽快なトークが繰り広げられた会場は
立ち見のお客様が出るほど大盛況でした。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

 
アンドーヒロミ展[PASSING]
11月11日(金)にアンドーヒロミ × 坂川栄治によるトークショーを行いました。

版画を始めて18年ほどになるアンドーさん。
長時間腐蝕のどっしりとしたタッチが特徴的ですが、
最近は腐蝕の時間を短くして、軽いタッチのものも楽しんでいるそうです。
絵を描くことは好きだったけれどそれほどこだわっていたわけではなかった、といいますが、
坂川からの「何をしてるときが幸せ?」という質問には、
「自分のやりたい制作をできる状況にあることがとても幸せ」と話していました。
楽しんで制作していることが伝わってくる、素敵な回答でした。

 
OHTA J+M展[TOKYO WATER TOWER]
10月7日(金)にOHTA J+M × 坂川栄治によるトークショーを行いました。

オオタジュンヤさん、マサオさん親子によって撮影されている給水塔に囲まれ、
立ち見も出るほど大盛況のトークショー。
「無名の彫刻」と呼ばれる給水塔はマニアも多く、よく撮影されているモチーフですが、
必ず2人で徒歩や自転車などで実際にその場に行き、体感し、
「自分たちだけの写真を撮る」ことを大事にされているそう。
背景がないようにみえるTOKYO WATER TOWERシリーズは、
曇天の日を狙い撮影しているため、まるで空から切り抜いたような、
その独特の繊細で神経質な世界観が生まれているようです。

 
柳智之展[monochrome]
9月16日(金)に柳智之 × 坂川栄治によるトークショーを行いました。

少年時代から常に絵を描いていた柳さん、
小さい頃は絵を描くことは悪癖だと思っていたそう。
画風の多様性は、いろいろな画風で描いていた方が、
おのずと自分の描きたいものを表せるのではないかという思いから
生まれるもののようです。
その変化やライブ感を楽しむ姿勢に、
柳さんの今後の活躍がさらに楽しみになったトークでした。

 
queue gallery select exhibition クー・ギャラリー・セレクト展
坂川栄治によるトークショー「フムフムおじさんの壁の飾り方」
7月15日(金)に坂川栄治によるトークショーを行いました。

ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
何もない部屋よりも、ものが少し雑然としている方が
人は落ち着くのではないかという考えを反映した
「ごちゃっと感」のある飾り方。
お気に入りを集めた一画は、きっと毎日を楽しくしてくれます。
坂川が若い頃に出会ったそのような壁のお話から、
具体的に道具もお見せしながら、壁の塗り方、作品の飾り方をお話しました。
作品を展示中の内藤さんもご参加くださり、
額や作品の素材・印刷のことまで、広く深く話し合いました!

 
伊藤彰剛展 [ZOOLOGY]
6月10日(金)に伊藤彰剛 × 坂川栄治によるトークショーを行いました。

今回も大盛況のトークショー、ご来場ありがとうございました。
小さい頃から油絵を描いたり、有名画家の画集をたくさん見ていたり、
小さい頃から絵が身近にあったという伊藤さん。
肖像画のような、静かなたたずまいの動物を描かれる作風は
そんなエピソードが影響しているようです。
6月30日まで、たくさんの動物たちが静かにお待ちしておりますので、
ぜひじっくりとご覧になってください。

 
和田治男展[BOTANICAL]
5月13日(金)に和田治男 × 坂川栄治によるトークショーを行いました。

queuegallery和田治男×坂川栄治のトークショー、盛況でした。
立体作りを10年やると虚弱体質が逆三角形になったという職人話が印象的でした。
小品の新作も随時展示しておりますので、何度でもいらしてください。
お待ちしております。 廊主

 
内藤さゆり展[Once in a Blue Moon]
4月22日(金)に内藤さゆり × ハービー・山口によるトークショーを行いました。

さすが有名人、ハービー・山口さん。満席での開催となりました。
たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。
ぜひ、当ギャラリーにまたお立ち寄りください!お待ちしております。 廊主

 
千海博美展[CARVE]
3月4日(金)に千海博美 × 坂川栄治によるトークショーを行いました。

人が集まってくるって、嬉しいし、ありがたいねえ。
queue gallery第三弾の千海博美展のトークショーには沢山の人に来ていただき、
ホントにありがとうございました。立ち見の方申し訳ありませんでした。
これからも来ていただいた方の期待を裏切らない企画を出していきますので、
またお越しくださいませ。 廊主